進歩主義の終わり
更新のために短い記事を書きました。
次回の記事は、読んだ小説の話でもしたいな。
テレビのニュースなんかを見ていると、頻繁に聞く文句があった。その文句に対して、初めて聞いた時も、そして今現在もどこか世界の現状を端的に表しているんじゃないかと思わされてしまう。もちろんテレビのコメンテーターなんて、本当に言いたいことは言えないだろうから、衆愚に向けた言葉なのか、それとも何かの圧力が掛かってるのかは僕の知るところではないが、今回はその文句について取り上げてみようと思う。
その文句について、具体的にどんな言葉を用いてたかは覚えていないが、要約すると「アメリカが自国のことで手一杯になってほしくない。」みたいなそんな言葉である。もちろん、学の足りない僕は日本のニュースしか見ていないので、戦後アメリカの属国として存在し続けたこの国独自の言葉なのか、それとも他の国々でも同じように取り上げてるかはわからない。けれども、アメリカがそうしてることに対して、先ほどの文句を取り出したのは、あまりにもこの国の危機感の無さ、いや、もしかしたら意識的か無意識的かはわからないけれど、危機感を無視しようと努めてる雰囲気を僕は感じたのだ。
ただ、これからの話は僕がよくするようなグローバル化なんて嘘だよなんて話に繋がるので割愛する。
ただ生きてるだけで、GHQに統治されていたこの国、戦後70年経った今も敗戦国であり続けていることを思い出され、どこか憂鬱になっただけ、そんな話である。