溶存する

僕が普段感じたことや考えたことを、つたない日本語を駆使して必死に伝えようとするため、自分自身に残しておくために文章を書いています。

雑感

早朝なのか朝なのか、境目のはっきりしない曇り空の下、喫煙所に防犯ブザーをつけた男性がいた。成人というよりは中年という感じのするその男が目に入ってきてからの僕は、メンソールの香りにも自分の頭痛にも意識を向けることができなくなって、ぐるぐるぐるぐるとアイロニーなその中年男性のこと、いや、について考えさせられていた。小学生や幼稚園児にとって、中年男性というのは直接の脅威だっただろうか。僕の子供の頃を思い返してみると大人からの何らかの文言があって初めてそれらは脅威になったような気がする。未知なる同類が、未知なる同類でない危険因子へと着実に変わりつつあった意識の流れを何となくは覚えている。カテゴライズ化された危険因子となる年齢まで上り詰めた男が、先に防犯ブザーを持っておくのは何とも皮肉な感じがした。

 

この未知なる同類でないという考え方が、深く僕の対人意識に根付いているように最近思う。人に対する興味がない、人を同じ人間だと思ってない、そんな文句を受けてきて、きちんと話を聞かず流し続けていたのだが、ある程度"疎外"された生を送る僕にとって、解決策となりうるような原因究明のために、そんな文句を受け止めてみるのも大切なことなんだろう。

 

まだわからないので、もう少し時間をおいて。

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