溶存する

僕が普段感じたことや考えたことを、つたない日本語を駆使して必死に伝えようとするため、自分自身に残しておくために文章を書いています。

2017-01-01から1年間の記事一覧

受動的取捨選択の時代

気付けば今年も終わりそうで、2017年ってなんか数字が気持ち悪いなと正月に友人宅でデリヘルを呼ぶか否かで悩みながら話していたことを思い出します。2018年に突入してしまえば、どこかその偶数のスッキリと心に入ってくるのかま、オッドナンバーな現在に多…

サルトルは陽キャ

実存主義と聞いて大概の人は「サルトル?」と答えると予想されるのですけれど、サルトルは陽キャだという話をしようと思います。 まぁ簡単に言ったら 「人生に一般な意味なんてないしみんな人生で作り上げてこうな✋」って感じなんです。(即自だの対自だのは…

ナチュラリズムが見失う理性

社会に生きる上で我々はどうしても本能に制約される。生存権、その他あらゆる権利の主張の多くは本能を基にしていると言える。その上で複雑難解化した社会には他に様々な理性によって加えられた制約が存在している。もっともここでは理性とは本能の対極に置…

進歩主義の終わり

更新のために短い記事を書きました。 次回の記事は、読んだ小説の話でもしたいな。 テレビのニュースなんかを見ていると、頻繁に聞く文句があった。その文句に対して、初めて聞いた時も、そして今現在もどこか世界の現状を端的に表しているんじゃないかと思…